2010年12月21日

書・悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」

12月20日
書・悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」

2008年に出た船瀬俊介著のミツバチが消えた「沈黙の夏」悪魔の新農薬「ネオニコチノイド」を、昨夜近くの自然農法の仲間のお宅から借りてきた。
この目次で、第8章 フランス最高裁が考えたこと
              「やった!勝利だ」養蜂家たちのブラボー
              蜂蜜生産は32万トンから4万トンに激減
              殺虫剤が花粉、密に残留し、蜂は狂い死に
              「ハチが危ない!5大対策を」EU特別決議
              正義に燃える一人の司法官が立ち上がった
              フランス政府、ついに「全面禁止」へ動き出す     とある。

2006年4月29日ネオニコチノイド殺虫剤がミツバチ死滅の真犯人である!よって国内での使用禁止」とフランス最高裁判事が下した判決が、本にあった。
そしてほんの最終に近づく第10章では、日本の農水省責任者は、フランス最高裁の禁止判決も知らない!とあった。

また、カメムシ防除のために、ネオニコを全農から買わされている農家はお米の等級によって販売価格が違うので、1000粒中2粒のカメムシの食い後のある黒いお米を出したくない、そのために紹介された簡単で効きの良い、少ない回数で済む、以外に値段の高い農薬ネオニコを買っている。しかし、等級付けされてからその先はその等級どおりに販売されてはおらず、1,2,3等混米して売ラれている。するとその差額は集荷した全農が利益として挙げる。こんなくだりがある。

またこの本では、JA上伊那が空中散布即中止をしたとある。群馬県も空散禁止。どれも被害患者さんや、農家、医師の動きからだ。

わが町も、有機農業を行政が応援してくれている町、子どもを大事にする町、きっとわかってくれるだろうと、一人、一人に青山先生のお話を伝え、猛毒性を理解してもらうよう伝えている。教えてくれて良かったとほとんどの人が言う。しかし農家や行政の方たちの苦悩も想像を絶するものだ。しかしこれは乗り越えなくてはならない。つながる消費者の人、団体、有機農業の仲間、先輩、皆が知れば必ず止まると信じている。
教えてくれた人、知ったもの、教えた人、こうして目と目を合わせて伝えることが大切と感じている。

青山先生は、子どものためなら立場なく動ける人、そういう人に伝えてください。とおっしゃっていた。戦いから生まれた教訓なのだろう。


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Posted by えごまかーちゃん at 01:07│Comments(0)ネオニコチノイド農薬中毒
 
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