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2012年03月24日

殺虫剤ネオニコチノイド系農薬の怖さ



この頃はめったにお店や会議で出されたお茶には手を付けない。

生産者のわからないお茶は、煮だしたお茶に水溶性であるネオニコ系農薬が流出されているからだ。

たまに、のどが渇いて、またはそれほど神経質に拒否するのもなんか何に対してか気が苦しくていただくと、数秒、または数分後に、頭痛がしてくる。去年足の指がつった経験があるが、そこまではないがズキッと頭が痛くなる。

決して頭痛もちではないので、私のネオニコ反応のようです。

最近夫が調べたら、後進国にはこの高価な農薬は行っていないとバナナはノーマークだったが、とんでもない! フィリピン、インドにもわたっているようで、許可農薬に入っていた。しっかり使ってあった。

マンゴーにはどっぷりと、オレンジにも

果物は身近でとれるキューイや、庭の柿、無農薬のべりー類で十分。

でも知り合いのリンゴ農家さんのごくごく低農薬のリンゴは大事に少しいただく。


エゴマは脳、神経系の必須脂肪酸を含んでいるので、この脳、神経系を犯す農薬はそれでなくても
人の神経精神状態を犯す敵だ。

ここ数年頻繁にあるエゴマの視察訪問の方や、農業研修性にはこの農薬の実態と一般の食生活の隠れた危険性をお話しする。
特に若い方や、妊婦さん、いやいや30代の働き盛りの方でも不整脈があるって方がいたから、不整脈がある方は、お茶や果物、野菜を無農薬に変えていただきたい。会社では、お茶って毎日1杯はのみませんか?
やめてみたらその害がわかると思います。ペットボトルのお茶(麦茶はいいですよ)ウーロン茶もだめです。

もちろんお茶やウーロン茶が悪いと言っているのではありませんので、くれぐれも誤解のないように。

無農薬表示がなければ、ほぼ殺虫農薬が使われており、その8割以上といってよいほどネオニコ系のものです。だから、お茶、ウーロン茶に溶け出している農薬を飲まないでください。ということです。

体内で毒性が強まるこの農薬の特性は、私たちを少しづつ蝕んで行っている。

脱原発、脱ネオニコ系農薬

この年まで生かされたものの命をつなぐ責任を思う。

ネオニコの危険をブログに託して発信することくらいでも、できることをせずにはいられない。
子どもや、孫やその孫たちに沈黙の春を残し、繰り返してはならない。

農薬会社さん どうか危険を知っているでしょうから、売るのをやめてください!!
未来の命をイメージしてください。
なぜ こんな怖いものを販売するのでしょうか。

母として、女性として、販売している皆さんの幸せを願い、心からの愛を送ります。
皆が安心して食べ物を食べられる世界となるよう、進みます。



明日は美濃市で「野生ミツバチと暮らす」講演会に行かせてもらいます。
ミツバチはネオニコの警告を体を張って私たちに教えてくれていますよね。

ミツバチの縁で、ネオニコの危険が人々に伝わることを願って。

行ってきまーす。


  

Posted by えごまかーちゃん at 23:32Comments(2)
2011年01月17日

ネオニコ入りレインボーフラワーEXは危険!幼児がもし・・

こんな危険なものが売られている!!


晃氏が30年前農業を志して、肥料会社に勤めていたとき、このレインボウフラワーは肥料のみだったそう。
お客さんに「これこどもが誤って飲んでも大丈夫なの?」と聞かれたそうだ。
その時にはこれは肥料で、大丈夫です。と答えたのだが、

この前ホームセンターに行ったら、殺虫剤入りのレインボウフラワーになっていて、びっくりしたのだ。

確かに裏の表示には、小児の手の届くところに置かないと書いてあるが
使うのは室内の鉢植えや観葉植物、30年前のお客さんが心配する状態で使うのだ。
誤って子供が口にしてしまったら・・・

どうかお子さんのいる家庭では使わないでもらいたい、保育園なんかで案外使っていたりしないだろうか。
点検してください。



成分に殺虫剤ネオニコも入っています。でも素人ではわかりにくいです。
ネオニコであろうとなかろうと、殺虫剤事体入っていることがおかしすぎます。

晃さんは30年前の女性の言葉がよぎって、今後被害にあう幼児のことを想像すると、安易な販売に言葉が出ない。

そもそも農薬って、名前は農業用薬みたいで、危険なイメージがなく、食物を助けてくれる薬みたいですが、農業用毒薬の略なのです。

それと、人に使う薬には、薬剤師さんという専門家が出しますが、農薬については、食べ物に使うものなのに、専門家が使い方を指導していません。
販売している農協やホームセンターの方もなにも知らないし、
使いなさいと指導する、農業指導の普及員さんも専門の資格を持っている人ではありません。

知り合いの販売者さんや普及員さんにも、現状を教えてもらっています。やはり中毒や、危険性の話をすると危険なものなら考えないかんと、現状や、使っている量などを親切に教えてくれます。でもやはり農薬会社ではないと詳しくはわからないのが農薬の実態のようです。

国も、余りのミツバチ被害や、食べた人の中毒が報告されているからか、残留基準を5から2や3に下げるという改定をする予定ですが、ブドウに関しては改定しないそうです。その理由は、改定すると流通に支障が起きるから、つまり残留基準をオーバーする可能性のあるブドウが多く、売れない生産者が続出するから・・・なのでしょうか?
これは、人の健康より、農薬販売を優先する今の食べ物についての姿勢を表していて、
国民の健康と未来へ引き継ぐ自然の豊かな恩恵を守らなくてはならない姿勢がどこにあるのかと思ってしまいます。

こんな不安な農政の農薬ありきの栽培推進をうのみに、命もろとも一緒に破滅の方向へ向かうのはごめんです。

子供たちに、未来に豊かな自然を残すことをしなくては・・・
有機農業をしているとはいえ、目の前のトンボがすくなくなり、蛍がめっきりすくなくなり、すずめがいないことに能天気だった自分たちにもに猛反省です。
ほんとにごめんなさいね。

このネオニコ問題をきっかけに、子供も巣立った私たち夫婦のこれからの仕事が見えてきた気がしています。

ミツバチを飼ったり、花の木を植えたり、
山の木をもっとエネルギーに利用したり、チップにして畑にあげたり、
早寝早起き(今日もあかん!!これ書いたらすぐ寝る!)、
楽しく節約、電気(特に原発)や、石油に頼らない知恵や暮らし、
みんなで相談したり、楽しんだり、安全運転にさらに心がけたり、
周りに相談や感謝を忘れずに、、、、、

ネオニコから子供や若い人、妊婦さんを守るのに、ネオニコはじめ、農薬食べ物への注意を呼びかけてます。ネオニコはタバコと一緒のニコチン農薬です、20歳未満の方と、妊婦さんは、農薬入りは食べないでください!他の有機リン系農薬などと一緒に使われるとその毒性は30倍にもなるといわれています。

脱農薬、農業はこの路線に舵を切っていく農業しか生き残れないでしょう。そうあってほしいです。

>野菜や、お米、お茶、果物を買う方も、農薬の有無をまず添加物のように知るようにしてください。
何を使っているのか聞いて、教えてもらえるところで買いましょう。strong>

同じ有機農家で果樹の農家の方や、減農薬の方とも情報交換しています。
いまやネオニコしか殺虫剤はないといっていいくらい、以前のは登録切れしていたりするそうです。
殺虫剤をどうしても使わないと、リンゴやナシ、ブドウにももは生協や消費者が買ってくれるものは作れないそうです。なるべく安全にがネオニコだったのですから裏切られた思いで、ネオニコの恐ろしさを知って農家は苦悩しています。
「まずは、情報公開していくことから、」と、あるリンゴ農家さんは言っていました。

農薬にしっかり向き合っている農家さんは情報を公開してくれるはずです。
買う方もそういう農家さんをもっともっと支えてください。でないと本当に安全な食べるものがなくなります。

すでに有機農業者は絶滅危惧種ですから・・・

  

Posted by えごまかーちゃん at 02:04Comments(0)
2011年01月09日

GOEN農場たより 朝市村にて

1月8日 今年初めての朝市村、毎年の七草セットができた。
お便りを印刷して、配らせていただいた。下記はそのコピーです。



<七草の余りを持ってチャオに寄って、白川茶のお茶の販売コーナーを見たら、無農薬のお茶が3件ほどあって、よかったーー。いい街だなーー。  

Posted by えごまかーちゃん at 01:09Comments(0)
2011年01月03日

家庭菜園用殺虫農薬はほとんどがネオニコ系!!

12月30日
晃さん 買い物から帰って「すごいことになっとる!!これみて!」と

シャメッテ来たのはホームセンターの家庭用農薬売り場。上2段は全部ネオニコ系下のほうもほとんどがネオニコ系だったという。






アリ駆除の農薬



モスビラン これは初期に開発されたネオニコ系殺虫剤。
これを使っている栽培農家に来年からは、使わないようにとの伝達があったそう。なぜなのか?危険だからなら、言ってほしい本当のことを。
危険度のランキングは普通物だが、CN基がついた化合物、青酸カリの青酸がついているのだそうだ。なのに普通物なのだそう。
急性の中毒患者さんの尿からは、SCN(高い濃度のシアン化合物が検出されている)
殺虫剤を使わない土つくりが有機農業にはあるんだよーーー。
野菜に吸わせて虫に効く(殺せる)のに、それを吸い込んでいる野菜を食べた人は安全?・・小学生でもわかる危険だ。
無農薬の野菜作りをぜひ見に来てほしい。だれにでもできるのに・・・
現に、都会育ちの私たちでも。



こちらは肥料農薬だそう。肥料と一緒にネオニコ農薬が入っているから、お花なんかにはずっと効いて花も咲きつづくので、便利なもののよう。
飾られた花や葉や土に浸透したネオニコが 空中に舞っている部屋は癒されるのだろうか。

ネオニコ系農薬は脳神経系を犯して虫を殺すメカニズム。
死ぬという致死量は、かなり多いため安全とされるのだそうだ。
しかし、最近わかり始めた脳神経系への悪影響については何も説明されていない。
イライラ、物忘れ、自立神経失調、意欲喪失、心拍数の増加、暴力的衝動、指先の震え、これらがネオニコ系農薬の急性、慢性中毒症状の特徴。

私は慢性中毒と思い当りました。無農薬以外のお茶(お酒の場で飲むウーロン茶も)、無農薬以外の果物やジュースをやめて10日くらいで、物忘れがなくなりました。1か月で、手先の震えもおさまってきました。なんという変化でしょう。エゴマ食べた以来のきもちよさです。
ネオニコはエゴマの効用を消してしまっていたことが自分の体で確信しているこのごろです。

そして、なによりもやめれば健康が戻ってくるのがありがたいです。
だからこそ皆さんに伝えたい。
その例外が妊婦さんと乳幼児です。脳の発達段階の時には取り返しのつかないことになると、医師、脳科学者が警告しています。

一人でも多くの方がこの農薬が原因で大量死したミツバチのメッセージをきいてくださることを願って
今日もブログにアップしました。  

Posted by えごまかーちゃん at 19:59Comments(5)
2010年12月28日

ネオニコチノイド、GOEN農場からの緊急発信

12月27日
ネオニコ系殺虫剤について、とにかく知っていただきたく、友人、農業者等縁ある皆様にお伝えしたいと思い以下の文章を送っています。このブログを見てくださる皆様にも発信させていただきます。

親愛なる皆様 NO3
                          GOEN農場 
12月11日に群馬県の内科小児科医師の青山美子先生の講演を聞いてショックを受けて帰り、それから私なりに昔の農薬資料を調べたり、農業仲間に連絡をとり、実態を把握することに努めてきました。そうしたらさらに大ショック、山梨のブドウも長野のリンゴも殺虫剤はほとんどネオニコ系に切り替わっているとのこと。私の地元でも、「岐阜クリーン農業」で農薬を通常の二分の一に減らしているトマト農家でも4,5回は使っているし、稲作では箱施用と後期のカメムシ防除に使われていました。

有機リン剤の毒性が問題になり、虫たちの薬剤耐性が強くなっている近年救世主のように現れたようです。
虫類には劇的に効くが哺乳類には毒性は極めて少ないという触れ込みと使いがっての良さから驚くほどのスピードで広まっていました。哺乳類への毒性が低いという理由で、作物の残留基準値は信じられない程高く設定されています。
また、使用基準も有機リン剤より緩くなっているようです。

残留基準、人の1日摂取許容量(ADI)をEUの基準や多くの中毒事故を起こしている有機リン剤のスミチオンと比較してみます。
   
           ネオニコチノイド系殺虫剤アセタミプリド残留基準
作物   残留基準 日本     残留基準EU        日本残留基準 有機リン剤スミチオン
ブドウ      5ppm         0.01ppm          0.2ppm
リンゴ      5ppm         0.1ppm           0.2ppm
茶     50ppm         0.1ppm        0.2ppm
          
                 人の一日の摂取許容量 ADI
                   日本        EU アメリカ
アセタミプリド(ネオニコ系) 0.07mg/kg           0.07mg/kg
スミチオン(有機リン剤) 0.005mg/kg


また、ネオニコチノイド系農薬は同じ薬剤が農作物の他、松枯れ防除の空中散布、地上散布、シロアリ防除、コンパネの防虫剤に使われている。農薬の事を少し知っていればこれは驚くような実態です。

そしてこの農薬による急性、慢性の中毒が2006年頃から猛烈に広がっています。

青山先生の所へはこの中毒患者が年間1500人も訪れるといわれます。症状は短期記憶障害、うつ症状、心臓の不整脈、頻脈(脈拍180以上の人もいる)多動障害、手先の震え、等が特徴的なもので、有機リン剤のように神経を侵すので、他の様々な中毒症状も併発します。

しかし、この農薬の中毒が他の農薬と大きく違うのは、残留した作物を飲食して急性慢性の中毒となっている点です。

これまでの農薬中毒は農家が散布中の事故として現れたものであり、最大の被害者は農民でした。あるいは空中散布の薬剤を直下であびて中毒となるものでした。

それに対し、ネオニコの中毒はそれに加えて食べた人が中毒をおこしている点が大きく違います。
青山先生はどんなに重度の急性中毒でも治療法は、解毒剤の静脈注射と国産の果物を食べることとお茶を飲むことを禁じるだけです。心臓やうつの薬、アレルギーや鎮痛剤等は一切投与せず、3日から3カ月で全快するそうです。だから中毒だと断定できるとのことです。

他の病院では、うつ病、心不全、アレルギー、頭痛、風邪等と診断されて、薬を投薬するだけです。しかし原因が違うので医者へ行っても、いつまでも治らない病気が最近すごくふえているのもうなずけます。

とにかく史上例のない大変な事態だと私は認識しています。

どうか皆さんも自分で調べてみて下さい。

手先は震えていませんか?物忘れはないですか?うつ病と思うことはないですか? 心臓は大丈夫ですか? 原因のわからないアレルギーや発疹はないですか?
まずは国産の果物とお茶をやめてみて下さい。(もちろん無農薬のものなら多分大丈夫ですが)


農家の方は、自分の使っている農薬をチェックしてください。
殺虫剤がネオニコ系ならすぐやめることを、少なくとも他の農薬に変えることを考えて下さい。


ネオニコ系かどうかわからなければ、地元の農協や、普及センターに聞いてみて下さい。

こんなことから、自分にできる事を一歩ずつ積み上げていくことを提案します。

またネットで「ネオニコチノイド」を検索してみて下さい。
特に「NPO法人ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」はたくさんのすばらしい資料を用意しています。                  
GOEN農場 Email:egoma@proof.ocn.ne.jp   FAX0574-76-2725
                ブログ:goenfarm.hida-ch.com/
     

         ネオニコチノイド系殺虫剤(商品名)一部です。
《有機塩素系》
・アセタミプリド(モスピラン、マツグリーン、イールダー)松枯れ対策、シロアリ駆除等
・クロチアニジン(ダントツ、ベニカ、フルスイング、モリエート)稲のカメムシ防除
・イミダクロプリド(アドマイヤー、ブルースカイ、アースガーデン、アブラムシムシ
                         ガウチョ、タフバリア)野菜の長期的防除等に         
 ・チアクロプリド(バリアード、エコワン、エコファイター、)お茶等
 ・チアメトキサム(アクタラ、ビートリコップ、クルーザー)野菜のアブラムシ
 ・ニテンピラム(ベストガード)稲のウンカ、野菜のアブラムシ、動物用医薬品等
 
《非有機塩素系》  
・ジノテフラン(スタークル、アルバリン)稲のカメムシ防除、お茶、野菜、シロアリ駆除等

2008年には129品目だったのが現時点(2010年12月)で569品目(!)になっています。
  

Posted by えごまかーちゃん at 01:02Comments(1)
2010年12月22日

ミツバチからのメッセージ




ネオニコチノイドの農薬につては、ミツバチの大量死の農薬といえば知っている人も多いと思う。

このDVDは制作、呼びかけ人は、養蜂家の方々、有機農家、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、非電化工房、未来バンク事業組合理事さんなどで、自主制作されたものだそうです。大きなY養蜂園もこの製作費に寄付されたそうです。

先の有機農業関東大会で紹介され、送っていただきました。
この問題を考えるとてもいいDVDでした。
家族で見ました。
ミツバチのメッセージを受け取らねば・・・

申し込み先を記します。
申し込んで、ぜひごらんください。

ミツバチを救え!DVD制作プロジェクト実行委員会 岩崎
TEL&fax0493-74-6134 メールmitubachi-sukue@kph.biglobe.ne.jp
住所、氏名、電話、枚数、金額(1枚2500円)、メールアドレス、を書いて申し込んでください。
送金後発送してもらえますので、詳しくはお申込みと一緒にお尋ねください。  

Posted by えごまかーちゃん at 00:49Comments(0)
2010年12月21日

書・悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」

12月20日


2008年に出た船瀬俊介著のミツバチが消えた「沈黙の夏」悪魔の新農薬「ネオニコチノイド」を、昨夜近くの自然農法の仲間のお宅から借りてきた。
この目次で、第8章 フランス最高裁が考えたこと
              「やった!勝利だ」養蜂家たちのブラボー
              蜂蜜生産は32万トンから4万トンに激減
              殺虫剤が花粉、密に残留し、蜂は狂い死に
              「ハチが危ない!5大対策を」EU特別決議
              正義に燃える一人の司法官が立ち上がった
              フランス政府、ついに「全面禁止」へ動き出す     とある。

2006年4月29日ネオニコチノイド殺虫剤がミツバチ死滅の真犯人である!よって国内での使用禁止」とフランス最高裁判事が下した判決が、本にあった。
そしてほんの最終に近づく第10章では、日本の農水省責任者は、フランス最高裁の禁止判決も知らない!とあった。

また、カメムシ防除のために、ネオニコを全農から買わされている農家はお米の等級によって販売価格が違うので、1000粒中2粒のカメムシの食い後のある黒いお米を出したくない、そのために紹介された簡単で効きの良い、少ない回数で済む、以外に値段の高い農薬ネオニコを買っている。しかし、等級付けされてからその先はその等級どおりに販売されてはおらず、1,2,3等混米して売ラれている。するとその差額は集荷した全農が利益として挙げる。こんなくだりがある。

またこの本では、JA上伊那が空中散布即中止をしたとある。群馬県も空散禁止。どれも被害患者さんや、農家、医師の動きからだ。

わが町も、有機農業を行政が応援してくれている町、子どもを大事にする町、きっとわかってくれるだろうと、一人、一人に青山先生のお話を伝え、猛毒性を理解してもらうよう伝えている。教えてくれて良かったとほとんどの人が言う。しかし農家や行政の方たちの苦悩も想像を絶するものだ。しかしこれは乗り越えなくてはならない。つながる消費者の人、団体、有機農業の仲間、先輩、皆が知れば必ず止まると信じている。
教えてくれた人、知ったもの、教えた人、こうして目と目を合わせて伝えることが大切と感じている。

青山先生は、子どものためなら立場なく動ける人、そういう人に伝えてください。とおっしゃっていた。戦いから生まれた教訓なのだろう。

  

Posted by えごまかーちゃん at 01:07Comments(0)
2010年12月20日

私の慢性ネオニコ中毒が果物、お茶断ちで快方へ

1週間前、ネオニコ農薬中毒の現状を医師の青山美子氏の講演で知り、
自分の周りの農薬散布の実態と、健康状態の実態を自分も含め見まわしてみました。

農薬使用については、私の地域に限らないことは当たり前で、日本全国どこも使われていることが分かりました。
しかし、日本の使用量は世界の中で桁違いで多く、使用一時停止などの措置をとっているくドイツ、アメリカ、イタリア、フランスなどとは違い、安全で、優秀な農薬だと、使用をさらに推奨し続けているという実態がわかりました。
日本の農水省、農薬会社はミツバチや人への被害が出ていることを知っていても、認めないで推奨している悪質さに愕然とした。
地元の農薬散布指導や、今、農協から回ってきている農薬資材の注文票には、ネオニコ系農薬に推奨と赤字で記され、おまけにお医者さんのイラストまで付いている。稲作栽培には、ダントツ2種、アドマイヤー、お茶はスタークル、バリヤード、野菜にはスタークル、豆にもダントツ、クロチアニジン、アドマイヤー、アクタラ、スタークルなどが使われている。たとえばスタークルはカメムシと言ってお米なら黒い食べ跡をお米に残すのでお米の等級が下がるために、カメムシ虫の殺虫に使われているのだ。日本中の無農薬米でないお米には使われているといえそうです。

健康被害については、私自身この数年、物忘れが実はひどかった、一日のうち数回「何を取りに来たんだっけー」と冷蔵庫の前で悩み、思い出せないことがあった。友人たちに冗談っぽく話すと、いまや「そんなん誰だってあるよ。わたしだってさー」とお互い慰めあう始末。
私は自称エゴマの伝道師、脳神経系には自信があった。必須脂肪酸であるアルファリノレン酸を大量に含むエゴマを栽培し油にし、売っている。10年前始めたきっかけは、試しに過剰摂取の害が出ていたリノレン酸系の油をやめ、リノール酸は比較的少ないが良くないといわれたなたね油をやめ、エゴマを毎日の必須量10gとったところ、1週間で電話番号が3つ覚えられ、3週間で針に糸が通った、半年で、心臓が強くなり、階段が走って登れるほど若返って体力も戻ってきた経験がある。エゴマを食べた人は「救われたー」と言って販売した私にお礼の言葉をいただくことが多い。しかし、ここ数年、自分自身の物忘れがひどく、これはエゴマが足りないのだろうかと自分の売り文句に陰りがあった。物忘れが頻繁だったのだ。夫から言われていたことも、「言ったのに」と言われることも良くあり、私は「絶対きいてない」と喧嘩になる始末。こんな症状がおもいあたるのだ。

もうひとつのネオニコ中毒の特徴は先生から聞いた指先の震え、これもしっかりあります。左手を握って軽く開いてみるのだそうです。指先が震えます。ふるわせようとしてもふるわせられるものではありません。慢性のネオニコ中毒になっているのです。
夫もわずかですが震えています。


そんなときにこの講演をお聞きし、うなずけるのだった。私はコーヒーを飲まないので、紅茶好き、お茶は、ほうじ茶が小さいときからの習慣で、無農薬のものとは限らず飲んでいた。販売に朝早くから名古屋に出れば運転の眠気防止にペットボトルの紅茶や緑茶。私の食生活に大きな原因があるのではないかと思う。果物も大好きで、夫はそこまで好きではなく、私のほうが食べる量が多いし、それも無農薬のものばかりではない。

そんな私もあれから、お茶断ち、果物断ちした結果、一日に一回も物忘れをしなくなった。まだ手の震えは消えませんが、去年は介護が始まったり、いろいろでストレスもあって、うつ病寸前になりました。意欲の低下、眠気、これも本当に昼でも眠いのです。何か自分の健康への不安が増していたのでした。眠気も昼間にはなくなり、以前のエゴマ愛用体質に戻った気がして元気が戻ってきました。エゴマの栽培ががますます楽しみです。

自分自身のネオニコ中毒に気付き、健康を取り戻せたのは、絶望的な現状の中の救いです。原因が分かれば、改善すればいいのです。国ののんびりした対応を待っていたら5年先、10年先になってしまいましょう。健康に生きる権利は憲法で保障されていますが、今の時代、自分自身の管理で、食べるものも選べるのです。そんな良い時代、そしてこういったネットで情報が渡せるのです。知った農業者として、ネオニコのおそろしい害を知ってもらい、この春からの使用をやめてもらうよう、微力ながら行動しはじめています。

ネオニコ系農薬を買わない、使わない、残留している食べ物を食べない(実際は米、豆、野菜、すべてに使われているので食べるものがない状態ですが)特に、果物お茶の食べ方は残留ネオニコをそのままとるようなものですので、買わないでください。野菜などは湯でこぼせば水溶性で出ていく?可能性が大きいのでは(これは全く素人考えですが)サラダは怖いね。

自己防衛と、ネオニコ農薬の不買運動をしましょう。
どんな殺虫剤も成分を表示してあります。お店の人にネオニコ系の農薬かどうかを聞いてください。こたえなければいけない義務が法律で定められていますので、答えなくてはなりません。人にも本当にもう神経系に被害がないと言い切れるかも聞いてください。ミツバチの大量死の原因となっているこの殺虫剤を一日も早くなくすために、たくさんの人があちこちで聞いて、知って、被害を最小限に止めたいものです。

青山先生に助けられた患者さんの息子さんが「親父はあのままだと痴呆のまま死んでったのを、先生のおかげで、単車に乗って動きまわって元気に生きれた。なので親父の写真(中毒時の写真と解毒後の生き生きした写真)を使ってもらっていい」と写真を提供されているのだ。そのほかにも、写真や心電図、書いた字や文章の変化、など患者さんからの提供を受け、お話しくださっていた。

ここで救いなのは、解毒できるということだ。私のようにお茶断ち果物断ちをしてみれば、自分の体で頭でわかります。
原因がわかったのなら、治せるし、使わなくし、微生物いっぱいのはたけや田んぼにすれば分解もしてくれるでしょう(炭素循環農法など)。だからこそ声をあげて伝えたい気持ちが日々強くなっているのです。

しかし、本当に緊急に食べないよう知らせたいのは、乳幼児や妊婦さんだ。脳の発達段階に、お茶や、果物を常時食べていたりすれば、発達障害が予想されると脳科学者の方が「ミツバチからのメッセージ」DVDでおっしゃっていた。そうだ!!
妊婦さん、乳幼児を育てている親や、保育園、施設・・・どうかお茶を非ネオニコ農薬の物か麦茶(麦にはこのネオニコ系農薬は適用農薬にはなかった!「適応農薬便覧」農文協調べ)に変えてください。ウーロン茶、紅茶も同じです。
くだ物は、こちらもポストハーベストの問題などありますが、今や無農薬でない国産の果物は日常的に取るのはやめてあげてください。食べないでと言いたい・・・。
疑わしきはやめる。化学物質の脳への悪影響についてはわかっていないことだらけで、やっとわかり始めたところだそうです。疑わしきは食べない。予防原則で使用を一時停止してください。


ネオニコ農薬については、NPO法人ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議のホームページに詳しくあります。
2010年2月には、ネオニコチノイド系農薬の使用禁止等を求める緊急提言が出されています。







  

Posted by えごまかーちゃん at 22:51Comments(0)