2009年01月04日
エゴマオイルのお燈明
これは、えごま油を燃料にした江戸時代までの明かりです。
年末に板取の長屋さんがご自宅の仏壇にあった明治時代から使っていた燈明皿をもってきて、いろいろお話してくださいました。下の写真は、2種類の明治時代からエゴマ油で使っていたお燈明です。
白い方は急須の口のようなひもを出す口がついています。御盆やお彼岸に特別に使った燈明皿だそうです。
お知り合いの陶芸家の方に同じようなものを作っていただきそれも持参してくださいました。
火をつけるひもの束(写真)は、多分いぐさの芯だと思うということで、今お寺で使っているものだそうです。
もう少し太い方の芯は、山吹の枝の芯だそうです。
この芯の出し方は、長屋さんが子供のころよく遊んで出したのだそうです。
それは、15センチくらいに切った枝の芯にみたらし団子のくしを差し込みおさえていくそうです。
しんは、例えるとハッポースチロール状のものなので、ちじまって行くそうです。最後にそのくしを机などにたてて、とんとんと叩くと、ちじ待っていた芯がポンッという音とともに飛び出して、ひもになって空をまうそうです。それが面白くいつも遊んでいたとおっしゃいます。
この日、実際にGOEN農場のえごま油で火を付けていただきました。
火を優しく見ていらっしゃる長屋さんです。匂いもほのかなえごまの香りが心地よく、
心癒されるひと時でした。
ランプの明かりは私の心も明るくしてくれました。
6月22日は今年の夏至です。100万人のキャンドルナイトというイベントがあると聞いています。
6月21日22日は島根県でエゴマサミットが行われます。
ここで、ぜひえごま油のお燈明を皆でともして、スローライフ行動に参加者と一緒に参加したいと思いつきました。
エゴマ油自給が広がることと、食生活の健康と、必要以上の電気やエネルギーを使わず楽しく暮らそうという願いをこめての
行動になったら楽しいなとおもいます。
エゴマサミット参加の方々、もしこのブログを見ていらしたら、ご意見ください。何か楽しい提案も!
楽しみにお待ちしています。
Posted by えごまかーちゃん at 22:04│Comments(1)
│エゴマの栽培と搾油
この記事へのコメント
早速再度拝見させていただきました。
エゴマサミットでエゴマの灯りがともったら素敵でしょうね!
エゴマサミットでエゴマの灯りがともったら素敵でしょうね!
Posted by 農文協 山下です at 2009年01月15日 21:40