2009年08月03日
万願寺トウガラシ
今年初めて作ったからくない(たまにあっるらしいが・・)トウガラシ。
甘長唐辛子のビッグ版の京野菜です。
そのままオーブンで焼いて生姜醤油でがぶり!がうまい。
今年の無肥料畑は生育がいい。
この雨で、路地の野菜はもう痛々しいほどだが、ハウスのこの顔を見ると
ゲンキが出る。
ピーマンも味がいいよ。これらはたっぷりあっても味噌味炒めにしたらあっという間になくなってしまう。
無農薬栽培をずーーとつづけてきて、今、無肥料に取り組んでいる。うまくいかないこともいっぱいあるが、
野菜の味がよくなっていることはまぎれもなく感じる。
だから、食べていただくお客様に胸を張って自分で値段を付けて売っていける。
30年前には有機農家なんて全国で数えられるくらいの時代。
周りに広めようにも誰もできるとは思えない物、変人奇人扱いだった有機農家。
石油だよりの慣行農法が行き詰った今、
有機農業が広まる環境が出てきた。有機農業推進基本法が18年に制定された。
国が有機農業を推進するのだ。
GOEN農場は、この環境の変化の中、次の2点をこれまで同様、より一層努力していきたいと思う。
①無農薬でも、作物ができている。経営が成り立っているという状況をさらに作り出していくこと。
無肥料で、コメ、えごま、一部の野菜がある程度できる確信ができた。えごまを食べさせて育てるエゴマ卵
もGOENならではの特色と美味しい卵だ。
②気づけば幸せ
今を幸せに感じないと、この先の幸せには感じられない。
さまざまな出来事や、課題が毎日のように起こる人生。それだから自分の心の宿題が果たされていく。
この農の世界で生きる生き方、自然の真理を伝える豊かな農民にぐっと成長したいもの。
万願寺トウガラシがこの道の確かさを見せてくれた。
Posted by えごまかーちゃん at 01:22│Comments(0)
│野菜畑より